「結婚したい!」という願望は、恋人がいる/いない、現在の生活への満足度などさまざまな要因が影響して形づくられるものですが、母親からの影響も強いと言われています。この心理テストでは、母親があなたに与えた影響からあなたの結婚願望をはかります。
◆設問
Q1 この絵の女の子は、実は仮病を使っているところです。というのは病気だと、こうしてお母さんがほおを撫でてくれ、それがとても気持ちいいから……女の子は大きくなってからもその感触をはっきりと覚えていました。それはどんな感じだったでしょうか。
1. シルクみたいにすべすべしていた
2. 夏の夜風みたいにヒンヤリしていた
3. 天使の羽根みたいにふんわりしていた
4. 冬の陽だまりみたいにあたたかだった
Q2 この絵はスポーツジムでの母と娘の会話シーン。ふたりの会話でもっともふさわしいと思うのは次のうち、どれですか?
1. 娘「ママったら、疲れちゃったの? もう年ね?」
母「じゃあ、今度はあなたがやってみなさい。ママが手伝ってあげるから」
2. 娘「ママ、いいこと教えてあげようか。パパがね……最近ママ、一段とキレイになったってさ」
母「何か怪しいわね……何が目的?」
3. 娘「ねぇママ、クラスの男の子がね、女の子はやっぱりスリムじゃなきゃ、なんて言うのよ?」
母「そんなことないわ。子どものうちは少し太ってるくらいでちょうどいいのよ」
Q3 幼児の頃に戻ったつもりで答えてください。公園の砂場で、あなたは友だちと砂のお団子を作ってままごとをしたり、ドロだらけになって遊んだりしていました。やて、日が暮れて友だちのお母さんがひとり、またひとりと友だちを迎えにきました。とうとう残ったのはあなたひとり。あなたのお母さんも向かえにきてくれるはずなのに……。くやしいやら、心細いやらで、あなたは突然大声をあげながら、お友達と一所懸命つくった砂山をめちゃめちゃに壊し始めました。ひとしきり暴れて、ふと見ると、公園の入り口に立ってこちらを見ているお母さんの姿が……。さて、そのときの母親の表情はどれに近いと思いますか?
1. ニコニコ笑っている
2. 悲しげな表情をしている
3. キリッとにらんでいる
4. 困ったような顔をしている
診断方法
すべて答え終わったら、下記の表であなたが選んだ選択肢の点数を調べ、合計を出してください。
合計点が
15点以上…A
12~14点…B
9~11点…C
6~8点…D
5点以下…E
◆結果
A…早く結婚したい!早期願望タイプ
あなたは幼児期に母親に溺愛されて育ったようです。一人っ子やひとり娘に多いタイプといえるでしょう。家族の中でも特別な存在として、母親の愛情を十二分に受けたはずです。このような母親と娘の関係は、ごく幼い頃からあなたの中に「母親との同一視」という感情を育てます。つまり、母親の言うことは自分にとってすべてで、自分も母親のようになりたいという意識が芽生えるのです。その結果、あなたは結婚願望が強く、交際すると反射的にすぐ結婚を意識するでしょう。それは母親のようになることがしあわせの形だと思っているからなのです。
B…結婚はタイミング!適宜判断タイプ
あなたは幼い頃に母親の大きな愛と向上心に包まれて育ったと思われます。あなたの母親は、あなたが早く自立できるようにと、時に厳しく、時に褒めながら、しっかりと自分に自信がつくようにと育ててくれたはず。このような母子関係は、あなたの潜在意識に“批判的取り込み”という傾向を植えつけます。つまり、あなたは、母親のよいところは受け入れ、悪いと思うところは切り捨てる、自由な批判精神をもつタイプ。自分にとっていいタイミングで、プラスになる男性と出会えば、結婚を決めるでしょう。
C…結婚どうしよう?優柔不断タイプ
テストの結果から、あなたは幼児期に誰かに愛を奪われてしまったと感じた経験があるようです。たとえば、弟や妹が生まれて母親の愛がそちらに移ったと思い強いショックを受けたりといったことですね。この経験はあなたの潜在意識にトラウマとして残っているようです。幼少期に失った愛を、男性に愛されることで取り戻したいと願うので、結婚願望は強いほうなのですが、そのトラウマからか自分に自信がもてません。結婚もなかなか結論を下せなさそう。それは、結婚に対する漠然とした不安感のせい。実はその不安は自信のなさの反映なのです。そこに気づけば結婚へのためらいは消えるはず。
D…結婚って束縛だよね?消極志向タイプ
あなたは子どもの頃から母親の愛に不満をもっていたのではありませんか?母は私に冷たい、私のことをわかってくれない……と感じることが多かったようです。また事実、母親の接し方もスキンシップが足りなかったり、子どもからすると少々淡白だった可能性もあります。このような母親の影響は、「本心を出すと母親に嫌われる」という恐れの感情を育てたため、自分の世界を人に見せるのがとても苦手。わずらわしい他人と生活するよりも、自分の世界をひとりで楽しむほうが気楽でいいと、結婚には消極的です。結婚するには、まずはよろいを取り去ることが重要です。
E…生涯ひとりで生きていく!結婚拒否タイプ
あなたは幼児期に「自分は母親に拒絶されている」と感じたことがありませんか? いたずらをしたらすごい剣幕で怒られたり、時には叩かれたりして育ったのかも……。いずれにせよ、あなたは「母親は自分を敵視している」と心の奥底で感じ取っていたようです。そうした母子の関係は「母親からの逃走」という心理を生みます。通常、子どもは母親に似ようと努力するのですが、あなたには母親と別の人間になろうとする傾向があるのです。そのため、結婚を“母と同じになること”と感じて拒否してしまいます。男性にはもっと素直になる必要があるかもしれません。
あなたはどのような結婚願望の持ち主でしたか?
口では「結婚したい」と思っていても、実は心の奥底では……というケースも多いよう。周りに流されず、自分の気持ちと向き合いながら幸せな未来を実現していきたいものですね。
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