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『夢の教え』12LESSONの～LESSON2　身体面を教えてくれる夢～

更新日：2020/11/10 ﾐｼｪﾙ・ﾒｲ心理診断 12星座占い view 3,908

ミシェル先生の『夢の教え』12LESSONの～LESSON2　身体面を教えてくれる夢～、夢の意味を解釈する特別な方法を教えます。

夢は全てをシンボルというファクターで見せてくれますが、身体の状態そのままを表してくれる事もさほど珍しくないものです。夢の中では自分自身や身体は大抵「家」や建造物というシンボルに置き換えられる事が多いでしょう。特に女性にこの傾向があるようです。

例えばこんな夢がありました。「なぜか自分は忍者でお城を守っていて周囲は深い深い霧に包まれている。そのうち霧がひたひたとお城に寄ってきてお城も霧に包まれそうな夢」
この場合お城というのは身体を表していますから、周囲から何かが忍び寄ってきているよと、夢はそう語っています。何が忍び寄ってきてるのか？…答えは次の日にわかりました。風邪をひいてしまったのです。それもいわゆる流行り風邪。

ここで面白いのは、風邪は症状であって目に見えるものではないという事を、霧や忍者というファクターを使って語っているところです。忍び寄るものを表すにはなんてぴったりなのでしょう！そもそも風邪は知らないうちに移ってしまう事が多いわけですから、夢の語り方は絶妙なのです。けれども忍者という日常生活に出て来ないインパクトにばかり気を取られると、夢の解釈は非現実的で荒唐無稽なものになってしまう可能性はありますね。

そしてもっと言うなら、夢の表現にインパクトあるファクターを使うにはそれなりの理由があるという事。それは、夢を見る本人に夢を印象づける為なのです。覚えておいてね！こうなってるよ！という時、特にインパクトあるファクターが使われるようです。夢は緻密な語り手ですね。

◆ミシェル・メイ・美菜子プロフィール

大卒業後、結婚・出産を経てのち、西洋占星術、ユング心理学を独学。西洋占星術を元にしたホロスコープチャートの読解を得意とし、対面鑑定においてはホラリー占星術も併用する。それらに心理学の技術を組み合わせた「恋愛カウンセリング」は人生をプラスに変える指針を与えてくれると評判を呼び、主婦を初めとした多くの女性から高い支持を集め、今や延べ鑑定数は数千に及んでいる。