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【2018年2月】満月で読む天空模様

更新日：2018/02/16 ﾐｼｪﾙ・ﾒｲ 12星座占い view 3,684

ミシェル・メイ・美菜子先生が2018年2月の満月からのコラムを書き下ろしてくださいました。
以下先生からのメッセージです。

2月から3月に鳴る宇宙のアラームは、2月16日の水瓶座での新月と、3月2日に起こる満月です。満月では太陽はすでに魚座に進行していますから、魚座の太陽と乙女座の月とで満月ですね。

こうした新月や満月は、個人的なサイクルも示しているものです。例えば2月16日の水瓶座での新月は、昨年の7月と8月に起こった獅子座の新月からカウントすると、ちょうど半年くらいを経ていて、昨年夏場に始まったことはこの水瓶座新月が折り返し地点になるはずです。「昨年夏場に始まったこと」とは、必ずしも大きなイベントとは限らず、人によっては精神的な意味あいで夏場から考え始めたことや感じたことにおいて、折り返し地点になることもあると思います。いずれにしても、木星や土星の推移からすると、昨年夏場からのことはこのタイミングで何か一考を入れていくのが流れになるのではないでしょうか。切りの良いものではなくむしろ少し曖昧な感じかもしれませんが、やり始めて(あるいは考え方を変えて)半年たって、そこに変更を加えたり見直しをしやすい時なのです。

同じように、満月でも自分のサイクルを検証していくことができます。満月の方がサイクルの検証にはわかりやすいかもしれません。例えば3月2日の満月は太陽が魚座で月が乙女座なのですが、昨年の2月つまり昨年の魚座新月あたりから変化してきたことやチャレンジしてきたことがあれば、約1年たってそのことへのバージョンアップを促されることになります。またそれだけでなく、半年くらい前の昨年9月に、それは一度見直しも入ってきたかもしれません。昨年9月は乙女座に太陽と魚座の月で、今回と反対の満月があったからです。こんな風に太陽と月が織り成す新月と満月は、個人のサイクルにあてはめやすいようです。

さてところで、この2月後半から3月にかけては、太陽が魚座を運航していて、水星や金星も近くにあり海王星ももちろんまだ魚座にいます。また木星は蠍座にいて土星は山羊座ですから、なんともしっとり感の漂う時です。魚座や蠍座はアストロロジーでは水の宮であり山羊座は地の宮です。じわっと泉が土に広がり染み込んでいくような質感…というのでしょうか。なんともしっとりなのです。けれど「水」が心理学では感情をシンボルするようにアストロロジーでも水の宮は情緒的な分類になり、要するにとても感情を揺さぶられやすい気風が吹いている時になりそうです。涙を流す…というのがポピュラーな例ですが、感情的なシーンを体感しやすいかもしれませんね。

また、3月に入ってまもなくから蠍座の木星が逆行に入ります。このことから、気持ちの問題…みたいなものはちょっと長引きそうですね。感情をぶつけ合った後に少しくすぶるようにじくじくする…といった風です。こちらは個人のレベルだけでなく、国や世界のレベルにおいても同じです。ちょうど冬季オリンピックにも重なっていますから、それぞれの民族や国の思惑など、お互いにスネに傷を持ちながらちょっとじくじくしちゃう…という予想は簡単なものです。がしかしやれやれな感じもありますね。「しっとり感」らしく、陰陽でいう「陰」のお国柄っぽいムード満載の星回りという感じです。

◆ミシェル・メイ・美菜子プロフィール

大卒業後、結婚・出産を経てのち、西洋占星術、ユング心理学を独学。西洋占星術を元にしたホロスコープチャートの読解を得意とし、対面鑑定においてはホラリー占星術も併用する。それらに心理学の技術を組み合わせた「恋愛カウンセリング」は人生をプラスに変える指針を与えてくれると評判を呼び、主婦を初めとした多くの女性から高い支持を集め、今や延べ鑑定数は数千に及んでいる。

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